
昨日のつづき〜
そんなこんなであまりなじみのないシベリア。
ロシアの広大な土地と森林、針葉樹の森=タイガ。
北極圏へ流れ込むユーラシアで一番長い河、エニセイ川。
クラスノヤルスクからはじまった旅は
約2000kmを走り抜けながら
サーヤンマウンテントレッキング、
山の中でのキャンプにつぐキャンプ。
夕日と朝日を見る丘の上でキャンプ。
変わりやすい山の天気の中、
シベリアに受け入れられたかのようなお天気に
守られて
大空を飛ぶ
気球とパラグラダー。
パラグライダーはまさに鳥になったような。。。。
風の谷のナウシカ はこんな感じで世界をみていたーー
ロシアの夏は7、8月。
朝5時前ごろに日が昇り、21時ごろ日が沈む、という白夜の
ような日々。気温も30℃ぐらいまで上がる短い太陽の季節を
皆こぞって満喫しているようでした。
そして寒く長い冬が始まります。
マイナス30℃まで普通に下がるそうで・・・
そんな中での暮らしは工夫されていて、
街の中のアパートメントはベランダではなくて
サンルーム。
そしてお風呂ではなくて、サウナ。
お風呂よりサウナのほうが保温性が高いのでしょうね。
全く違う社会と価値観で生きる人たちの様子も垣間見、
が醸し出されていて、芯の太さのようなものを感じました。
ほとんどのものは自分たちで創り出す、
それは共産国という社会背景にあるようです。
そして、厳しい自然が生み出した普段経験することもできない
大自然の姿に ただ圧巻、圧倒され、
私たちに見せてくれた壮大な地球の姿に、
価値観を覆され
生きる意味を問われたようでした。
連れて行ってくださったAir Siberia=プロのパラグライダーチーム
の全力のサポートと天気を読み風を読みすべてを潤滑な
リード&オーガナイズがあったからこその
あの風景、あの大自然、
あの感動・・・!!!
私にとっては結構タフな行程だったけれど
私を見守り、注意深くケアし、
私が乗り越えることを全力でサポートしてくれたのは、
この旅のオーガナイザーAir Siberiaと仲間たち
そして、この大自然だった。
登ってゆく先々に顔を出して応援してくれた可憐な花々や
木々、風、水・・・・。
本当の意味での優しさにあふれていた。
私はいつも、地球の姿を見にいきたい、と思う。
このシベリアの旅もそのひとつ。
タイガの森を、広大な大地を、そしてアナスタシアの世界を
この目と全身で感じたい、私の中へ入れたい、
溶け合いたい、私の中へ自然を取り戻したい
という思いからです。
そんな風に生きたいのです。
そして、
その感覚をSOLMAで共有したいと思います。
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